CW断熱の工法解説

CW断熱は、現場発泡ウレタンとアルミ反射材の
ハイブリッド断熱工法

従来の断熱材

一般的な断熱材は、工法により2種類に分けられます。
柱の外側から家をスッポリ包み込む「外断熱工法」と、
柱と柱の間に断熱材をはめ込んでいく「充填断熱(内断熱)工法」です。

外断熱工法の弱点

外断熱・充填断熱それぞれの工法の中にも、その素材の種類によって性能は異なりますが、総じて、外断熱工法のほうが断熱性能が高い傾向にあります。

ただし、外断熱工法には「施工性」と「コスト」という2つの弱点があります。柱の外側に断熱材、その更に外側に外壁、という構造になるため、外壁を柱に固定する際、中間に発泡スチロールのような断熱材が入り釘の中央部分が浮いているような状態になります。

また、内断熱よりも施工面積が増えることや、上記のように施工が特殊で手間がかかることから、充填断熱に比べかなり割高になります。

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充填断熱工法の弱点

一方充填断熱は、半世紀近く前に日本に初めて断熱材が普及して以来ずっと、主流の工法として用いられています。北海道などの寒冷地では近年外断熱工法の割合が増加していますが、本州以南ではほとんどの住宅が充填断熱工法です。

充填断熱は外断熱に比べコストがかなり抑えられますが、柱と柱の間に断熱材を入れるため、職人の腕によって性能に差ができるのが課題です。また、柱の外側には断熱材が無い状態になるため、柱から熱が逃げていくのも充填断熱の欠点です。

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両方のいいとこどりをしたCW断熱工法

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CW断熱では、柱の外側に遮熱材を巻き付け、柱の間に断熱材を充填することで、外断熱工法・内断熱工法そそれぞれの弱みをカバーしています。

隙間無く柱の外側をスッポリと包む遮熱材は、厚さ0.2mmという薄さなので外壁の固定には影響しません。断熱材のように熱を吸い込むのではなく、跳ね返す原理だからこそできる薄さです。

さらに、一般的にどの家でも貼る「透湿防水シート」の代わりにこの遮熱シートを使うだけなので、職人の手間賃や材料費が外断熱工法のように大きくアップすることはありません。

また、内断熱工法の弱点である隙間のできやすさについては、現場発泡ウレタンを専門の職人が吹き付けることで、優れた性能を確保しています。

遮熱シートと組み合わせるために、透湿抵抗値の高い30倍発泡硬質ウレタンフォームを使用しています。住宅用断熱材として広く使われている100倍発泡ウレタンに比べ発泡倍率が低いため、連続気泡を持たず壁体内結露のリスクを減らします熱伝導率は、0.022(W/m・K)、これは充填断熱の中でもトップクラスの断熱性能です。

 

*工務店様へ CW断熱の詳しい施工要領や手順につきましては、株式会社MXエンジニアリングのホームページをご覧下さい。